ホームページ制作・運用 日本全国対応可能です

こちらのページをご覧板いただいた方に、まずはホームページ制作会社の実情をお知り頂ければと思います。

ホームページの制作に必要な経費の大部分は人件費です。
スキルや知識が豊富だと高くなる傾向があります。
制作に必要なパソコンやソフト・セキュリティ確保の経費などはありますが、例えば飲食店における原材料費はありません（強いて言うなら写真素材がそれにあたりますがそんなに高いものではありません）。

制作会社にもよりますが、次点でオフィスの維持費用が経費として高いのではないでしょうか。
正直に話しますとホームページ制作は原材料費がほぼないだけに、各ホームページ制作会社の言い値に近い部分があり、実際にホームページ制作会社の料金は明示されてないケースが多く、経営視点から見ても各案件で利益が安定しない場合があります（ここに関しては下記コラムをご覧ください）。
こちらのホームページによると価格情報を掲載しているホームページは約33%であり、明確な料金体系という事になると約10%ほどとのことです。

つまり「ホームページを作りたい」となった時、見積を依頼するまでに料金が見えない会社がほとんどという事になり、初めて見積書を見た人の多くはこう思います。

「ホームページ制作ってこんなに高いの？」

そこから営業合戦と値引きが始まりますが、その営業の方のお給与もホームページ制作費に含まれているという構図です。

コラム「制作会社の利益が安定しないとお客様が損をする」

制作会社には営業の方がいる会社があります。
営業側の力が強い会社の場合、「とりあえず案件獲得」にウェイトが偏り、（値引きにより）制作にかけれるコストが安定しなかったり、そもそも制作会社の対応力を超えた案件を受注してしまうことがあります（営業の方が知識不足の場合は特にその傾向が強いです）。
そうすると制作に携わる人間（デザイナーやエンジニア）にしわ寄せが行き、残業やプレッシャーから現場が疲弊してしまいます。

このようなことが恒常的に起きている会社では生産性や技術の向上に取り組む余地がなく、制作者の人材流出が止まらなくなる時がいずれきます。
次に制作会社はフリーランスや外注へ発注しますが、社員よりもコストが高くなるので制作費により経営の圧迫が始まります。

ここまでくると、技術での差別化を図るには難しい段階になっているので、案件獲得のための値引きが加速する一方で、制作費の増加が経営を圧迫が加速します。

もしもホームページ制作会社が倒産してしまうと、受けることができたはずのサポートは止まり、ホームページの仕様を受け取っていない場合、他社に修正を依頼する時に「ホームページの解析」から始まるので費用が膨らみます（解析の費用が修正の費用を超える場合もあります）。

新しく依頼するホームページ制作会社との関係値はまた0からの作り直しとなるので息が合うまでに費やした時間が水の泡となるばかりか悪徳業者を引き当てるリスクをもう一度負うことになります。

WEBを用いた経営はここまで考える必要があります。